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ロックガーデン
建築の段階で発生した石が沢山ありましたので、それらを使用し、ロックガーデン、家周りの土留め、玄関アプローチ、焚き火炉など(施工例に記載します)を作成させていただきました。
この他に薪棚と小屋を作りました。こちらは材料を購入いたしましたが、薪は、やはり造成段階で伐採された丸太で作りました。
処分となりますと費用もかかります。使い方やアイデアによっては面白い物が作れるかと思いますので、是非ご相談くださいませ。
また、当店では、景としていちばん馴染む材料はその地の物だと考えております。
自然が好きと仰りながら、いちばん不自然の状態になっている場合を見かける事は多々あります。
お庭になんとなく違和感を感じた場合、石材などの材料を見てください。
4月
自粛とか不要不急などのワードに精神的に追い詰められておりました。
好きな物や今までやってきた事、時に文化や人の繋がりまで不要不急となってしまいました。
嫌なワードです笑
この春、娘達が揃って社会人になりました。1人は上京です。
楽しそうです。
娘達の学校行事などに立ち会えなかったこと、少しずつ動き出した世の中と、父親としては次のステージに以降するタイミングが重なってしまい、4月前半は寂しい気持ちを引きずってしまいました。
お待たせしているお客様にはご迷惑をおかけしてしまい大変申し訳ありませんでした。
別れの方が増えてくる年齢になってきました。
これから沢山の出会いが待っている若者に親が寂しさを伝えてはなりませんね。
もうすぐ穀雨です。仕切り直して進みたいと思います。
いつもお仕事くださるお客様を大切にし、新しく出会うお客様にも真摯に対応させていただきます。
皆さま、どうぞよろしくお願いいたします。
創造する伝統
昨年の年末に師匠の会社より創業150年を記念し発刊された社史が届きました。
退社する時には波風も立ちます。その後、勝手な思い上がりからグダグダな造園会社に片足を突っ込んでしまったりと、まったく出向く事が出来なくなっておりました。
そんな僕を系譜にも記載いただきまして、誠に光栄に思います。
なにより、感謝を伝えに行く機会をいただけたことを有り難く思います。
今までは目に見えぬ感謝でしかありませんでしたが、今年からは行動として感謝を伝える事が出来そうです。
感謝を表現し、また、恥じぬように精進して参ります。
本年も庭静をよろしくお願いいたします。
謹賀新年
令和4年、庭静も始動しました。
新年明けましておめでとうございます。
昨年中は大変お世話になりました。
なかなかコロナから抜け出せない日々ですが、見つめ直す機会だと思っております。
アフターコロナでは、本気、本物の時代が来るだろうと思っております。
お客様に選んで頂けるよう、精進して参ります。
皆さまのおうち時間のお手伝いができればと思います。本年も庭静をよろしくお願いいたします。
無い物ねだり
お世話になっている親方は、こなしきれない程のオファーがあるにも関わらず、お前みたいに「インターネット」や「ホームページ」が出来りゃぁなーと言います。
こちらとしては、そんなもんなくても仕事できるようになりたいと思っております。
そもそも広告やホームページなんてのは大げさであり、嘘っぱちな物を見かけます。
早く親方のようになれるように日々精進であります。
見えない部分の手間を
お客様ご自身で購入された植木の移植を行いました。
10年以上前にご主人が亡くなり、それきり手付かずの植木畑からでした。
実際にお客様が購入された樹は15本ですが、ものすごく荒れた畑で、数百本はあろうかという植木の中からの移植です。
荒れた畑ですが、こちらも生業ですし、先方も植木屋さんですので、購入された植木だけを掘り、その他を適当に扱う訳にはいきません。また、移動、積み込みのスペースも作らねばなりませんでした。
よって、移植本数は2倍以上になります。
もちろん、お客様には作業やリスクなどもご説明し、お見積りのうえでの作業をいたしました。
当店は、お見積り書には説明書きを記し、口答での説明もしてありますので、請求書は簡素化させていただいております。
しかし、この請求書だけを見た同業者さまが、高いとお客様に言ったそうで、お客様からは、まるでぼったくり業者のように叱らてしまいました。
もちろん、こちらに移植した15本だけを見れば高いと思うかもしれませんが、同業者であれば、何故かを推察する事が出来るはずかと思います。
半分以上は植木代ですし、それはお客様と先方の植木屋さんとの交渉です。
一流の職人さんは、お客様に同業者を悪くは言いません。
説明する場合は、これのここがという事を具体的に説明いたします。
価格の差は、見えない部分、見えなくなる部分への手間の差でしょう。
しかし、見えない部分が一番大事であります。
我々は仕事を依頼する時、他社の事を悪く言ったり、安さを売りにされる方は信用しません。
耕作放棄地や荒れた土地の再生
冬の仕事の1つとして、耕作放棄地の再生をしております。
除草と伐採をしました。春に抜根と土壌改良をして完了です。
諸事情あり使えなくなってしまった畑を、使える方に繋いでいきます。
コロナで出来た時間で野菜作りもいいかもしれませんね。
耕作放棄地でお困りでしたらご連絡ください。
樹の移植
樹は根によって立つ、されど根は人の目には触れず
本来であれば、根回しをし、計画的に移植してあげるのがベストですが、場合によっては、いきなり移植なんて事もあります。
庭静では根回しした場合でも、突然でも、広めに素掘りし、攻めていきます。
理想は幅5〜6倍といったとこです。深さは樹種や樹齢で変わります。
攻める時は根を傷めないように、スコップは使わす、ツルハシなどで探り掘りしていきます。
今回はとても良い細根が出ていました。
細根を痛めないように巻き込みますので、見た目にはやや大きく巻き上がります。
堀取り後は速やかに移植します。ここが重要なポイントです。
ホームセンターや植木市など、堀上がった状態で長く置かれている商品には注意が必要です。
樹種や樹形、値段などで選びがちになりますが、植えてから、なかなか元気にならない、枯れてしまったでは元も子もないです。
木を選ぶ時には根鉢の状態も確認してください。
根鉢が小さい、浅い、掘り上げてから長期間経っている等の見極めをしてください。
中には半年以上も掘り上げたまま陳列されている業者もいるようです。1度渇いてしまった根鉢は吸水性が急激に落ちてしまいます。半年以上も潤いを保つ事はまず不可能でしょう。
基本は一緒
この仕事をしていると、和風、洋風という話をよく聞きます。
それらは仕上がりのデザインであり、外溝、石、土そして植物と、扱う物や作業は一緒です。
経験上、和風をしっかり作れ、管理できる造園屋さんは丁寧で器用で親切です。
石や樹の扱い方を判断基準にすると解りやすいと思います。
しっかり勉強された造園屋さんは、こちらから和風洋風とは言いません。
洋風にしたつもりが、いまいちパッとしないと感じているお客様もいらっしゃるかと思います。
これは和風洋風関係なく、基本的な部分ができてないからです。
何事も基本が基本
庭静 niwasei
2020年6月、園丁宮澤は屋号を庭静とし、本格始動しました。
とはいえ、まだスタートラインです。より精進していきますので、よろしくお願いいたします。
お庭の仕事は多岐にわたるため、作業内容には得意、不得意もあります。
最近は本やネット、動画サイトなどを見ただけで作業をしてしまう業者が増えました。残念な施工例をお見かけします。
庭静は、しっかり修行を積み、それぞれを得意とする仲間とチームを組んでおります。不慣れな作業はそれぞれのエキスパートに任せておりますので、安心してご依頼くださいませ。
高木の剪定
最近、頭を伐られた植木をよく見かけます。
何年も生きてきた樹です。お施主さま宅の歴史や思い出もあるでしょう。
手間などの経済的理由でしょうか?
届かないなどの理由でしょうか?
剪定は景観と木を元気に維持してあげる作業てす。
庭静では高木の剪定も致します。植木の手入れも手間のかけ方で金額は変えられます。高木のみの剪定もお受け致しますので、お気軽にお問い合わせください。
そもそも頭を伐るような方は植木屋ではありませんし、植木の手入れとは言いませんね!